鼻中隔延長術

鼻中隔延長術は言い換えると、”鼻先(鼻尖、びせん)の位置を調整する”手術です。鼻先が上を向いていて正面から鼻の穴が見えてしまう場合や、逆に鼻先が下を向いていて”魔法使いのおばあさん”の様な鼻の場合、それらを改善するための手術です。
鼻中隔とは左右の鼻腔を分けている仕切りのことです。軟骨を移植することで、その仕切りを前方に延長する方法です。移植する軟骨は耳の軟骨を多く使用しますが、鼻中隔軟骨の一部を使用する場合も有ります。横顔を見たときの鼻先のピークを上下方向に調節することが可能です。術後の印象は横顔だけでなく、正面から見た印象も改善します。延長は軟骨の移植によって行います。

手術は局所麻酔で行い、所要時間は1.5〜2時間です。術後は鼻の形を整えるため5〜7日間の固定を行います。通常、術後7日目に抜糸を行い、固定も除去します。

[施術の副作用(リスク)]
術後の腫れ、むくみ、内出血、血腫、効果の個人差、効果の後戻り、瘢痕、耳介の瘢痕・変形、胸部の瘢痕・変形、皮膚壊死、移植軟骨の感染、斜鼻、鼻閉、鼻の形態等が希望と異なるなどのリスクがあります。

[施術の費用]
鼻中隔延長術(耳介軟骨移植) ¥660,000(税込)
鼻中隔延長術(助軟骨移植) ¥880,000(税込)

監修医師

院長 池本繁弘