ホクロの治療は形成外科で受けるべき!
今回は難しいホクロの手術第2回です。
第1回は大きなホクロを如何に変形無く、奇麗な傷跡にする手術を紹介致しました。
第2回ではまぶた・瞼のホクロについての手術を紹介致します。
目まわりは手術後の「ひきつれ」や「傷跡」などの問題から、皮膚科や眼科ではあまり積極的な治療を行っていないようです。
患者様が女性の場合はなおさらのようです。
そもそも「顔の手術」や「傷跡をきれいに治す」事が得意な形成外科では何の問題も無く治療を行う事が可能です。
そういう訳でホクロや皮膚のできものの治療は形成外科で行うべきだと私は思っています。
今回も症例にご協力いただいた患者様に大変感謝致します。ありがとうございました。
下まぶたの縁に出来たホクロの治療です。
ホクロが視界に入り、日常生活にも支障が出てしまいます。
このホクロを安易にくり抜いて除去したり、レーザー治療で除去してしまうと‥‥‥
矢印部分のまつ毛が無くなってしまいますね(涙)
形成外科医である私は、くり抜いた後に見た目が悪くなる治療はあまり好きではありません。
ホクロやできものをきちんと治療して、そして見た目も綺麗な治療が私は好きです。
そこで、美容的にも満足のいく特殊な手術方法を行うと綺麗に治ります。
傷跡も目立たず、まつ毛ハゲの部分も有りません。
そして、引きつれやまぶたの機能にも問題有りません。
- しっかり根治する
- 機能を温存する・再建する
- 仕上がりを重視する
こういう治療が私は大好きです。