みなさん、おはようございます。
本日で2016年5月も最終日ですね。
早いものであと1か月で今年も半分終わりです。
昨年3月3日に開院して以来、大変忙しく過ごしておりまして、時が経つのがとても速く感じています。
当院の休診日には、他院での診療の応援や手術を依頼される事も多く、ほぼ休みが無い状態の毎日です。
先週は久しぶりに赤ちゃんの手術をしてきました。
口びるや顔面の機能に問題を抱えている赤ちゃんの手術です。
口唇口蓋裂を初めとする顔面の先天異常に対する治療を専門に行える医師は、形成外科医の中でもそれほど多くはありません。
手術前のセッティングを終えて、医師になって以来お世話になっている大先輩と。
これから精度の高い手術を行います。
同院では小児の病気のほか、頭蓋骨や顔面骨の手術も定期的に行わせていただいております。
見学の先生も多いですね。
皆、真剣です。
しかし助手の先生も女医さんばかりで、最近は形成外科でも女医さんの方が多いのではないかな?
患児の将来がかかっているだけに… 責任を感じます。
適度なプレッシャーが有るからこそ、良い手術を行うことができます。
そしてそれが良い結果をもたらします。
今回もとてもすばらしい手術が出来ました。
形や機能を扱う形成外科はもちろんの事、患者様の見た目を扱う美容外科においても同じ事が言えます。
患者様の将来や術後の結果について親身に思えば思うほど、プレッシャーが増幅して両肩にのしかかります。
でも、そのプレッシャーを感じながら手術を行う事が大切です。
患者様を思う気持ちが良い手術結果をもたらすのだと思っています。
私はいつでもそういう気持ちで手術に臨んでいます。