私の恩師の一人である聖路加国際病院形成外科の大竹尚之先生がご定年を迎えられ、先日「定年感謝の会」が催されました。
美容外科、聖路加国際病院、鼻、マリオ、神の手など、大竹尚之先生の名前はこのブログ読者の方々もご存知の方がほとんどではないでしょうか?
美容外科の分野では実力・業績・功績ともにトップクラスの超有名人ですよね。
私が大学病院の形成外科・美容外科病棟のチーフレジデントをしていた頃に、大竹先生には美容医療・美容外科手術のイロハを教えていただいた恩師です。
教え子の一人として感謝の気持ちを込めて会に参加させていただきました。
会の最中、大竹先生のもとへ挨拶に伺いました。
「大竹先生。お疲れ様でした。そしてご指導いただきありがとうございました。」
とお伝えして、固い握手を。。。
その瞬間
「はっ!」
と懐かしい感覚が甦ってきました。
大竹先生と一緒にお仕事をさせていただいたのは前述の通り、形成外科・美容外科病棟のチーフレジデント時代を含めて合計4年間ほどです。
しかし、同じ医局に所属しておりましたので私が医師になって以来20年以上、事あるごとにお会いしています。
別々の病院で働いている時も、診療に関するご意見をいただいたり、手術をご一緒することも多くありました。
特にチーフレジデント時代には、大竹先生の手術の助手や、私の手術の前立ち(第一助手のことです)をしていただき、美容医療・美容外科手術に関する考え方や姿勢、そして技術・手術手技などを直接ご指導いただきました。
握手をした瞬間、大竹先生の分厚い手が昔のことを思い出させてくれました。
手術用手袋越しに大竹先生の手を拝見して「随分ずんぐりむっくりした手だなぁ」と感じたのが、初めて助手を務めた時の第一印象です。
難しい手術を精密な動きでいとも簡単に仕上げていく大竹先生のずんぐりむっくりした手を「ドラえもんの手」のように感じていました。
夢をかなえるドラえもんの手
困っている人を助けるドラえもん
アイデア満載の脳が四次元ポケット
私は大竹先生のことがドラえもんに見えてなりませんでした。
(体型じゃありませんよ ^ ^;)
定年をお迎えになり一区切りではありますが、引退されるのではなく今後も精力的に活動されるご意向を伺い安心いたしました。
そして、会の終わりにお見送りいただきまして、大竹先生からのありがたいお言葉を頂戴いたしました。
「おい、熱くなりすぎるなよ!」
あ〜、私のことを見抜いていらっしゃる。
大竹尚之先生、今後も末長く、お元気にご活躍されることを心より期待しております。
ホテルロビーのひまわりがとても綺麗でした。
もうすぐ夏ですね。
今年の夏も二重手術・二重修正手術・鼻の修正手術・顔面輪郭の手術など非常に多くのご予約をいただいております。
大竹尚之先生に教えていただいたことを胸に、一人でも多くの患者様にご安心・ご満足いただけるよう精一杯の手術を行います。